ここから本文です

ボランティア初心者ガイド

どんな活動があるの?~ボランティア活動の分野と活動について~

ボランティア活動は、身近な地域や、市区町村や都道府県を超えた広域で、あるいは世界規模で、多様な課題に向かいながら、さまざまな分野で多くの活動が行われています。
ボランティア活動に参加してみることは、わたしたちの社会を、いつもとは違う視点で見つめなおすことにもつながることでしょう。
ここでは、こうしたボランティアの活動分野と活動内容について、ほんの一部を紹介します。

ボランティア活動の分野あれこれ

・福祉
高齢者、障がい者、子どもたち、さまざまな生活課題を抱える人などへの支援

・医療・保健
病院でのボランティア活動、心に病を持つ人への支援、相談援助活動

・国際協力
海外協力、日本にいる外国の方への支援、難民支援

・環境
自然保護、里山保全、リサイクル活動

・教育関係
学校教育や、社会教育・生涯学習活動への協力

・消費生活
利用する消費者の立場からの意見、モニター活動

・芸術・文化
美術館・博物館での活動、地域文化の保全・育成

・スポーツ
スポーツ活動への支援、障がい者スポーツヘの参加・協力

・災害支援
防災活動、災善時の救援・支援活動

・まちづくり
都市計画や公共施設建築などでの市民参加、福祉マップづくり

・人権
DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害者女性への支援、知的障害をもつ人などの権利擁護

さらにこまかく見てみると……

・食事サービスのボランティア
ひとりぐらしや夫婦だけの高齢者世帯では、食事の支度が大きな課題。そんな人たちを支えるために行われる食事サービスは、ボランティアが中心となって手づくりの温かい食事を提供する活動です。食事を届ける「配食サービス」や、地域の食事を楽しむ「会食サービス」の活動があります。

・移送サービスのボランティア
住み慣れた地域で暮らしていくために、高齢者や障がいがある人たちの通院や買い物などの際に福祉車両によって送迎を行うのが、移送サービスの活動です。福祉車両には、電動リフトやスロープがついているので、車いすに座ったままで乗車できるよう工夫されています。

・点訳・音訳のボランティア
新聞や本など活字情報を目で読むことが困難な方のために、点訳(点字による翻訳)や音訳(テープへの録音や対面朗読)などの活動がボランティアによって行われています。また、点訳や音訳の基礎知識や技術を身につけるための講習会も各地で開催されています。

・日本語ボランティア
日本に移住、あるいは滞在している人たちの中には、日本語が話せないために、または生活習慣や価値観の違いから生活に困難を感じている人もいます。日本語ボランティアは、そうした人たちに日常生活に必要な日本語を教える活動です。また、それぞれの国の文化に触れつつ、お互いの国や社会について理解を深める機会にもなっています。

・社会福祉施設でのボランティア
社会福祉施設には、さまざまな課題を抱える人々が生活したり、通ったりしています。施設でのボランティア活動は、職員と協力しながら利用者のためにする活動です。利用者の生活を尊重しながら、身の回りのお手伝いや会話などを通して、施設での生活や人間関係を豊かにします。

・手話通訳ボランティア
「聞こえない」という状態は、テレビや電話など生活の上で必要となる、耳から得られる情報を遮断してしまいます。手話を使って情報を伝えたり、お互いの意思を伝え合う手話通訳ボランティアは、「聞こえない」という状態をハンディと感じさせない社会をつくるために大きな役割を果たしています。

・災害時のボランティア活動
地震や台風などの大きな災害が起きた場合、行政だけの支援活動では限界があることも。災害時のボランティア活動は、被災地の状況や必要に応じて、住民の安否確認や救援物資の配分などを、即応性や柔軟性を生かして行われる活動です。また、募金や義援金、救援物資などの提供といった活動で協力することもできます。

・病院とボランティア活動
病院は、乳幼児から高齢者までさまざまな人々が利用します。病院でのボランティア活動は、そうした患者さんが安心して治療を受けることができるよう、医師や看護師などと協力して行われる活動です。病院内の案内や入院患者の話し相手など、患者さんが安心して気持ちよく治療が受けられるよう、病院に、安らぎの“風”を運びます。

・国際協力とボランティア活動
世界には貧困や飢餓、環境破壊など数多くの問題が存在しています。このため、数多くのNGO(非政府組織)が人道的な立場から、教育や保健・医療、環境保全のための活動を行っています。国内ではこうしたNGOの事務局やイベントのお手伝いをしたり、支援している国の工芸品などを購入して支援することも、身近にできる国際協力のひとつです。

・自然・環境保護とボランティア活動
原生林や野生の動植物保護、あるいは身近にある河川や海などの自然・環境保護のために、リサイクルやごみ拾い、植林などの活動をすすめたり、自然・環境保護の必要性を社会に知らせる啓発・提言活動がボランティアによって行われています。地球にやさしいくらし方、生き方を見直しながら、一人ひとりができることから始めることが大切です。


情報提供:東京ボランティア・市民活動センター
   
本文はここまでです このページの先頭へ